エールフランス/KLM

フランスの航空会社 エールフランスの評判

エールフランスについて

出典:airfrance.co.jp

「こんどエールフランスを利用することになった」

「エールフランスの利用を検討している」

「エールフランスの評判が気になる」

ヨーロッパ方面への航空券探しをしていると、よく出てくるのがエールフランス(AF)です。エールフランス運航便をたびたび利用してきた私が知っていることや調べたことを書いておきますので、少しでも皆様の航空旅行の組み立てのヒントや後押しとなってくれれば幸いです。

エールフランスの基本情報 その1

  • エールフランスは、1933年設立のフランスの航空会社です。フランスといえば花の都パリ、荘厳な世界遺産モン・サン・ミッシェル、二―スやカンヌなどのコート・ダジュール、ワインの街ボルドーなどで有名な、日本人に人気の国です。公式ウェブサイトをみれば一目瞭然ですが、ハード面・ソフト面ともにデザインが先進的で、非常にオシャレです。
  • 成田や羽田、関空から搭乗したその瞬間、「そこはもうフランス」です。機内はフランスのエスプリにあふれ、客室乗務員の対応もいきなりフランス流でやってきます(良くも悪くも)。そして12時間ほど機内で過ごしたら、本当にパリに着いています。
  • エールフランス航空は世界三大航空連合の1つである「スカイチーム」の主要メンバーです。とくにKLMオランダ航空と提携して巨大なネットワークを構築しています。拠点空港はパリ・シャルル・ド・ゴール空港とアムステルダム・スキポール空港で、広大な国際線ネットワークを提供する「エールフランス-KLMグループ」を構成しています。
  • エールフランスのマイレージプログラム(FFP)は【フライング ブルー】です。日本在住ですと「あまりフライングブルーのことは知らない」という人が多いです。しかし、それが損得の分かれ目。フライング ブルーの旨味を知っている人は、下手をするとJALやANAのマイルを使うよりはるかにおトクだということを確信しています。
  • フライング ブルー会員は、スカイチーム運航便だけでなく、JAL運航便に搭乗するときでも、フライング ブルー会員番号を伝えると、フライングブルーのマイルとxpを積算してもらえます。
  • 日本航空(JAL)のマイレージバンク会員は、エールフランス運航便に搭乗するときにJAL会員番号を伝えるだけで、JALのマイルを積算してもらえます(FLY ONポイントは積算してもらえません)。

JALマイレージバンク会員番号を登録して搭乗した場合、エールフランス・フライング ブルー会員としてのマイルやxpを積算することはできません。いわゆる両社のマイルの二重取りはできないようになっています。また、予約した座席クラスによっては積算率が0%になっている場合もあります。事前にJAL公式ウェブサイトとエールフランスの公式ウェブサイトで確認しておくことを強くオススメします。

出典:airfrance.co.jp

エールフランスの基本情報 その2

  • エールフランスは2000年と2009年に重大事故を少なくとも2件起こしましたが、それ以降は深刻な大事故を1度も起こしていない航空会社です。そもそも日本ーフランス路線では長きにわたり深刻な被害の出るような事故を起こしていません。コロナ禍の発生やウクライナ情勢の悪化がつづき、とくにアジアーヨーロッパ間の路線でシベリア上空ルートを使えなくなったことで不便な状況が続いていますが、エールフランス-KLMは堅実な経営をしており、持ちこたえています。
  • 日本発着のエールフランス運航便は基本的に安全で快適であり、フランス旅行やフランスを軸にしたヨーロッパ周遊旅行をする際には利用を検討する価値が十分にあると言えるでしょう。
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エールフランスの機材・座席クラス

  • エールフランスが日本路線に投入している機材は、すべて最新鋭のボーイング777になります。最新の機能とデザインを備えた客室に全面リニューアルした機材も投入しており、日本路線に力を入れてくれていることがわかります。
  • 提供されている座席クラスは【ラ・プルミエール(ファーストクラス)】、【ビジネスクラス】、【プレミアムエコノミークラス】、【エコノミークラス】の最大4クラスです(777-300ER運航の場合)。
  • ラ・プルミエールは4席のみの設定で、基本的には原則往復200万円もしくは片道160万円を支払って利用するか、マイルを使って利用するかのどちらかになります。マイルを使う場合、フライング ブルーのエリート会員でなければ予約をいっさい受け付けないシステムになっているので、ラ・プルミエールをマイルで利用したい場合はフライング ブルーのマイルを貯めつつ、最低でもシルバー会員かゴールド会員、可能であればプラチナ会員かアルティメット会員になりましょう。
    なお、JALをはじめ他社のマイルを使ってラ・プルミエールを利用することは一切できません。
  • 2022年以降にリニューアルされたビジネスクラスはかなりレベルの高い仕上がりになっています。座席はもちろんフルフラットにできますが、このときなんと全長約2メートルの本格的で余裕のあるベッドになります。また、どの席からも通路に直接アクセスできるようになっていて、プライバシーが確保できるスライドドアも付いています。
  • ビジネスクラスのシートには充実の機能やデバイスが装備されています。 それは17.3インチで4Kの大型スクリーン、ノイズキャンセリングヘッドフォン、Bluetooth接続機能、USB A/Cポート、ワイヤレス充電機能など、至れり尽くせりです。
  • プレミアムエコノミークラスは、背もたれがエコノミークラスよりほんの気持ち程度ふかくリクライニングするのと、足元の空間の広さが確保されているので、エコノミークラスよりも快適な体験ができます。座席にはミネラルウォーターが用意されますし、アイマスク、ソックス、耳栓、歯ブラシと歯磨き粉が入ったアメニティポーチも配布されます。このポーチがまたオシャレで、あえて使わずに持って帰る人も多いそうです。冬場のフライトでは窓際の席で寒くなる場所があるので、冷えやすい体質の方は窓側の壁に寄りかかって寝ないように気をつけてください。また、寒いときは遠慮なくクベルチュール(毛布)を客室乗務員にリクエストしましょう。
  • エコノミークラスは、他の航空会社と同様の一般的なものになります。機内モニターは日本語設定可能です。

エールフランスの機内食

  • エールフランスの日本路線では、上質な機内食(コース料理)が提供されます。メニューには日本語表記があるので安心です。
  • ビジネスクラスの機内食はかなり質が高いです。ミシュランの星を獲得したシェフがメニューを考案し、それに合う最高のフランス産ワインを提供するなど他の航空会社には真似できないようなこだわりが感じられます。まさに「エレガント」の一言です。また、フランスを代表するデザイナーがテーブルサービスを考案しており、繊細で高級な食器を厳選して採用しています。それはたとえばGuy Degrenneの陶磁器、Christofleのスチール製のナイフやフォークなどです。雲の上での食卓を華やかに演出してくれます。
  • プレミアムエコノミークラスの食事とエコノミークラスの食事も、それなりに質が高いです。もちろん味付けについては人それぞれの好みになりますので、自分にとっておいしいかどうか、口にあうかどうかは実際に搭乗して確かめてください。
  • ビジネスクラスでは、フランス産の最高級シャンパンや高級ワイン、食後酒やスピリッツを楽しめます。ワインについては2013年の最優秀ソムリエであるパオロ・バッソ氏が厳選したワインリストが用意されていますので、ワイン通ならぜひエールフランスのビジネスクラスを体験してみてください。

エールフランス運航便で体験できる特別なこと

  • エールフランスの日本路線(パリ行き)は2024年現在、残念ながらヨーロッパへの最短ルートを飛べていません。
  • ウクライナ情勢が悪化する前、ロシア領空を通過し、シベリア上空を飛ぶルートをフル活用できていたエールフランス。たとえば東京~パリを約11時間で結んでいたあの頃に比べると、いまは仕方なく遠回りをして、ロシア領空を避けるルートを飛んでいます。その結果、日本発パリ行きの便では約13~15時間かかるようになっています。エコノミークラスを利用するとなると、なかなか厳しいかもしれません。
  • しかし、この遠回りがあるからこそ【日本発フランス行き】の便で体験できることがあります。それは「機内からオーロラが見えるチャンスがある」ということです。人生でオーロラを生で見る機会は、多くの日本人にとってはほとんどないことです、エールフランス運航便の日本発着路線を利用すると、あの驚異の自然現象をこの目でみることができる場合があるのです。(オーロラがハッキリと見えるには条件があるそうです。また、エールフランス日本路線の便に搭乗すれば必ず見ることができる、というわけではありません。)
  • オーロラを見つめながら、フランスのエスプリとエレガントさにあふれる食事とワイン、シャンパンを堪能してください。あなたはもうエールフランスの魅力にとりつかれることでしょう!

エールフランス日本路線の運行ルートは、気象条件や国際情勢等によりその都度予告なく変更となる場合があります。

エールフランスの航空券

エールフランスが運航し、販売する日本路線は、だいたい以下の価格で推移しているようです。
なお、席数限定のバーゲン運賃は旅行者の自由を制限するものなので、ここでは考慮しません。

  • 2024年4月出発 羽田ーパリ エールフランス運航便の場合(税や手数料すべて込み)
  • ラ・プルミエール往復:約210万円
  • ビジネスクラス往復:約72万円から
  • プレミアムエコノミークラス往復:約32万円から
  • エコノミークラス往復:約16万円から
  • 私の基準では「だいぶ高いな」とは思いますが、機内での優雅な食事、一級品のフランス産ワインやフランス産シャンパン飲み放題がついていることを考えれば、アリかもしれません。

エールフランス ビジネスクラス往復20万円台でヨーロッパに行く裏技!!

エールフランスの日本発着路線は一見すると価格がやや高めで、ヨーロッパへのビジネスクラス往復は手が出せない・・・という方も多いかもしれません。

しかし、日本ーヨーロッパ間のエールフランスのビジネスクラス往復総額を20万円台で実現する方法があります。

原則として日本発着ビジネスクラスは70万円前後なのですが…「原則には例外が発生する」のです。

その方法は合法的かつ航空会社の規定の範囲内です。が、安易に不特定多数の方に広めてしまうと、すぐにルール改正が引き起こされ、航空旅行の組み立ての楽しさにおける選択肢の1つが一気に失われるでしょう。どうかこの趣旨をご理解ください。

ですので、真剣に知りたい、まじめにフェアに航空旅行の組み立ての楽しさを実現したい、上級会員になる近道をとにかく知りたいという方にだけ、特別にその方法を伝授します。こちらからどうぞ。(公開終了の際はご容赦ください。)

エールフランスの上級会員制度

エールフランスはKLMなどの提携航空会社とともに専用の会員プログラムを整備しています。それが「フライング ブルー」です。2024年には最上級会員「プラチナ」のさらに上を行く「アルティメート」が加わり、私を含めフライングブルー会員みんなが「おお!!」となりました

出典:airfrance.co.jp
  • フライング ブルーは2024年現在エールフランス-KLMグループ運航便、スカイチーム加盟航空会社などの提携航空会社運航便でどれだけ飛んだか」で上級会員への道が決まるようになっています。
  • AAやAY、UAやDLなど最近は「自社運航便の航空券を買う時、お金をいくら使ったか」で上級会員になれるかどうかが決まる制度を採用している露骨な航空会社がジワジワと増えてきていますが、フライング ブルーは「マイレージサービス(FFP)を展開するうえで、決して忘れてはいけない原点とは何か」をしっかり理解しているプログラムだと言えます。
  • したがって、フライング ブルーは旅行者の戦略次第では低コストで簡単にゴールド会員になれるようになっています。お金をそんなにかけなくても、ちゃんと上級会員資格がとれるのです。上級会員資格をとるには「XP」という上級会員資格判定専用のポイントが必要なのですが、たとえば【東京ーパリーニース】の場合、ビジネスクラス往復で84XPを獲得できます。あとはJAL国内線の「クラスJ」を3区間だけ利用してフライング ブルーに積算すれば、もうシルバー会員です。
  • 日本在住の人は、よほどフランスとの縁が強くないかぎりは頻繁にパリと日本を往復できませんが、それでも、裏技を含めた航空券の買い方をすれば「1年に1回だけ日本ーヨーロッパをビジネスクラスで乗る」といった人でも一発ゴールド会員はありえます。というか、かつての私自身がそうでした。
出典:airfrance.co.jp
  • もしまだフライングブルー会員でないのなら、まずはフライングブルー会員になってみてください。
    そして、ゆくゆくは第2上級会員の「プラチナ」、もしくは最上級会員の「アルティメート」を目指してみてください。これは【スカイチーム・エリート・プラス】にも相当するので、エールフランスではなく大韓航空やチャイナエアライン、ベトナム航空を利用する、というときににの羽田のデルタラウンジを無料で使わせてもらえます。いちど上級会員資格をとると、1年間有効になります。

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